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犬のワクチンを打ったら元気がない。。
これって副作用なのかな?

犬ワクチンを打ってからワンちゃんの調子がおかしくなって心配していらっしゃる飼い主の方もいらっしゃると思います。

ここでは、犬ワクチンの副作用の症状をみていきましょう。

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犬ワクチンの副作用の症状は?

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犬ワクチンの副作用にはいくつかありますが、現在報告されているのは次の症状です。

犬ワクチンの副作用として報告されているもの

*動物用狂犬病ワクチンの副作用

□ 咳
□ 震え
□ 腹痛
□ 嘔吐
□ 血尿
□ 下痢
□ 息苦しさ
□ ぜいぜい
□ 血圧低下など
□ くちびるの腫れ
□ 目のかゆみやむくみ

これらはアレルギー(過敏性)により起こる症状とその他の症状(消化器症状、皮膚症状、神経症状等)に分類されています。

*アナフィラキシー症状が約半数を占めることが分かりました。

また、死亡率はアナフィラキシー症状では72.4%、その他の症状では28.6%でした。

*アナフィラキシー症状

せき、ぜいぜい、息苦しさなどの「呼吸器の症状」。目のかゆみやむくみ、くちびるの腫れなどの「粘膜の症状」。腹痛や嘔吐などの「消化器の症状」や血圧低下など「循環器の症状」。 これらの症状が複数の臓器にわたり全身性に急速にあらわれる症状のこと。

ちなみに、犬ワクチンといっても狂犬病ワクチン以外にも混合ワクチンなどがありますよね?

調査によると、狂犬病ワクチンは市販の犬用混合ワクチンに比べ、副作用発現率が低いことも分かったそうです。

参照:日本獣医師会雑誌

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副作用が現れるまでの時間

犬ワクチンによる副作用の症状は、4時間以上~3日以内を中心に発現することが分かりました。

副作用の73.3%が12時間以内に出たという結果もあります。

これらの内で死亡に至った例を調査したところ、アナフィラキシー症状になった大部分が1時間未満に副作用を発現したそうです。

また、死亡率の65.6%は6時間以内に起こったともいわれています。

全体的には、接種した日に副作用が出やすく、重篤な副作用は6時間以内に発現しやすいということも明らかになりました。

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副作用が現れやすい年齢

犬ワクチンによる副作用は、1歳未満と10歳以上~12歳以下に多いといわれています。

また、致死率は10歳以上~12歳以下が最も高くなっています。

小型犬ほど副作用が出やすい?!

1歳未満の犬の副作用発現率が高いことが分かりましたが、これは体重と関係があるのではないかと考えられています。

ワクチンは他の動物用医薬品とは違い、体重にかかわらず1頭分接種することになっているそうです。

そのため、体重の軽い犬や小型犬種が副作用を発現しやすいことがすでに報告されています。

また、年齢の若い犬も成犬と比較して体重が軽いため、副作用を発現しやすいのではないかと考えられています。

参照:

Gakell RM, Gettinby G, Graham S],Skilton D Vererinary Products Committee working group reporton feline and canine vaccination, Vet Rec, 150,126-134 (2002)

Moore GE, Gupti1l LF, Ward MP, Glickman N W,Faunl KK, Lewis HB, Glickman LT: Adverse events diagnosed within three days of vaccine administration in dogs, 227 (7), 1102-11 08 (2005)

ワクチン接種後に注意すべきこと

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狂犬病ワクチンに添付されている使用説明書には次の項目があります。

【犬または猫に対する注意】

投与後の制限事項

「副反応 (アナフィラキシ一等)による事故を最小限にとどめるため、本斉IJの注射後しばらくは観察を続けること。帰宅させる場合は、なるべく安静に努めながら帰宅させ、当日は帰宅後もよく観察するように指導すること」

現在副作用の発現をなくすことは不可能といわれています。

ただ、注射後の観察と副作用が出た時の迅速な獣医師による診察により被害を最小限に抑えることは可能です。

私たち飼い主側も、犬ワクチン接種当日は特にワンちゃんの様子をよく見ておくようにしましょう。

まとめ

犬ワクチンの副作用は早ければ接種して数時間後には出てくるといわれています。

元気がない様な気がする。。

犬ワクチン接種後にこう感じた場合は、早めに動物病院でみてもらいましょう。

ワクチン注射を受けた日は、ワンちゃんを注意深く観察してみてくださいね。

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