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水をたくさん飲むようになった
おしっこをたくさんするようになった

それ、もしかすると大事なワンちゃんが腎臓病になりかかっているのかもしれません。

腎臓病は一度なると回復が難しいといわれています。

深刻な状態になる前に早めに病院でみてもらう必要があります。

今回はそんな腎臓病についてみていきましょう。

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犬の腎臓病の症状は?

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以下の症状が出たら腎臓病の可能性があります。

● 水をたくさん飲むようになった
● おしっこをたくさんするようになった
● おしっこのにおいが減った
● 便秘がちになった
● 毛がぼそぼそしてきた
● 食欲がなくなった
● 口臭が気になるようになった
● やせてきた
● 歯グキが白くなってきた
● よく吐くようになった

これらの症状に気づいたら、すぐに動物病院に相談しましょう。

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犬の腎臓病の原因は?

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犬の腎臓は、数十万個の「ネフロン」と呼ばれる腎小体と1本の尿細管でできています。

このネフロンが機能することで様々な働きを行っていますが、腎臓病はこのネフロンが傷ついて動けなくなることで起こる病気です。

ネフロンが半分残っている状態では症状はありませんが、肝臓の残りの数値が25%(1/4)までになる間に水を飲む量が増えたり、尿の量が増えるなどの症状がでてきます。

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ネフロンの大部分が働かなくなると、尿として排出されるべく毒素が出なくなってしまうので、尿毒症という危険な状態になります。

こうなると、血液中に毒性のある不要物がたまり、嘔吐や下痢などを起こしたり、水分を捨てすぎてしまって脱水症状になったりします。

腎臓は一度障害を受けると機能が回復しなくなり、傷ついて壊れてしまったネフロンは元には戻らなくなってしまうので注意が必要です。

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犬が腎臓病になった場合の余命は?

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犬の腎臓病は、血液中の血清クレアチニンの濃度によって4つのステージに分けられます。

ステージが上がれば上がるほど余命は短くなると考えられます。

ステージ1

● 血清クレアチニン濃度:1.4mg未満
● 残っている腎機能:100%~33%

この初期段階では、血液検査による異常はなく、水を飲む量や尿の量が増えたりします。

飼い主でも気付かないことが多いのですが、すでに尿濃縮機能は落ちているため尿は薄くなっています。

ステージ2

● 血清クレアチニン濃度:1.4~2.0mg
● 残っている腎機能:33%~25%程度

血液検査で異常がみられるようになります。

ただ、犬は元気であることが多く、病気は見逃されがちです。

ステージ3

● 血清クレアチニン濃度:2.1~5.0mg
● 残っている腎機能:25~10%

尿が体内に溜まって、食欲不振や下痢、嘔吐などの症状が表れます。

この段階まで来て初めて症状に気付く、ということが多いでしょう。

ステージ4

● 血清クレアチニン濃度:5.0mg以上
● 残っている腎機能:10%以下

末期症状で生命の危険のある状態。

食欲が落ちて、嘔吐が続くため、どんどん痩せていきます。

また、尿毒症などの症状を発症するようになります。

犬の腎臓病の薬と治療法

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一度ダメージを受けてしまったネフロンは元には残念ながら戻りません。

病気は徐々に進行していきますし、病気そのものが改善することはないといわれています。

また、傷ついた部分が行っていた働きを、残された正常なネフロンが請け負うことになり負担が増えてしまいます。

その為、食事療法や輸液を行い、残されたネフロンを維持することによって病気を悪化させないような治療を続ける必要がでてきます。

病気が進んで尿毒症が出てしまった場合は、その症状を軽減する治療も必要となります。

犬の腎臓病フードはこれが人気!

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犬の腎臓病には、腎臓の機能に負担をかけない食事療法が必要です。

レシピを見ながら手作りすることもできますが、毎回の食事を手作りするのって大変ですよね?

そんな時はこういった腎臓に優しいドッグフードも利用してみてください。

栄養バランスや安全性もしっかり考えられているので、手作りよりも安心して与えることができますよ。

食事療法で大切になる3つのポイント

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腎臓病の進行を遅らせたり、症状を軽減するには食事療法が大切になります。

食事療法を行う際は、腎臓に負担をかけないようにするための3つのポイントを意識しながら行いましょう。

「リン」の量を調節する

栄養素の「リン」は腎臓病を悪化させるといわれています。

リンはもともと骨や歯、細胞をつくるために必要で、体にとってとても大切な栄養素。

ただ、腎臓病の犬は腎臓機能の低下で余分なリンが排出できず、過剰に体にたまったリンが慢性腎臓病を悪化させてしまうことがあります。

その為、リンを制限した食事内容にする必要があります。

実際、腎臓病になった犬にリンを制限した腎臓病食を与えたら、リン制限なしの食事を与えた場合より約3倍も長生きする事ができたというデータもあります。

また、ナトリウムについては「初期~中期の腎臓病」では特に制限する必要がないといわれています。

健康な腎臓の働きをサポートする栄養素を積極的に取り入れる

進行の度合いによってたんぱく質の量を調整する

腎臓病になると老廃物をおしっこの中に排泄する機能が弱るので、進行すると尿毒症などのリスクが出てきます。

タンパク質が分解されると老廃物が出てくるので、進行した腎臓病の場合は、食事中のタンパク質の量を減らす必要があります。

ただ、タンパク質は体をつくる上で大切な栄養素なので、初期の腎臓病で尿毒症の兆候がみられない場合はタンパクの制限は必要ないといわれています。

その為、「初期の腎臓病」と「進行した腎臓病」それぞれに合わせた食事療法が必要です。

犬の腎臓病におすすめの手作りおやつ・食事レシピ

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ここでは家で手作りできる犬の腎臓病におすすめの食事レシピとおやつをご紹介します。

食事レシピ(体重5kgで日に2食の場合)

(材料)

にんじん
ゴボウ
キノコ類
小松菜orほうれん草

鶏ひき肉
サケ(魚)

ごま油
ご飯

昆布茶or麺つゆ

※全て適量

※牛肉や鶏肉はリンの少ない肉類なのでおすすめです。
レバーなど部位によってはリンの多い所もあるので要注意。

(作り方)

1. にんじん、ゴボウを細かく切ります

2. 1をごま油でしっかり炒めます

3. 鶏ひき肉やサケなどを入れます

4. キノコ類(エノキ、マイタケ、シイタケ、シメジ)を刻んで入れます

5. 4に水を加えて柔らかく煮込みます

6. 5にご飯を入れ、昆布茶や麺つゆで薄味にします

7. 最後に小松菜やほうれん草を入れて一煮立ちさせ、人肌に冷ましてできあがり

※カボチャやサツマイモ、ワカメ、ヒジキの海藻、日本蕎麦(茹でて食べやすく切る)を入れても◎

犬の腎臓病にはできるだけヘルシーなものを食べさせてあげたいですよね?

ただ、手作りの食事だけだとワンちゃんが飽きてしまって食べないこともあるので、適度に腎臓病用のペットフードなども取り入れてみてください☆

おやつ

(材料)

鶏むね肉 適量

(作り方)

1. 鶏むね肉を3~4mmに薄切りにします

2. 170度のオーブンでゆっくり焼きます

3. 時々、反しながらコンガリと水分が無くなるまでカリカリに焼けたら完成!

※脂身が多いと焦げてしますので注意してくださいね^^

まとめ

腎臓病はゆっくりと進行していく病気です。

その為、飼い主でも気付くことが難しいといわれています。

年齢とともに病気が進行していくので、老齢犬の場合は特に気をつけましょう。

症状が出たら早めに治療を始めることをおすすめします。