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犬は大好きだけど、もしかすると犬アレルギーかも!?

そんな人が今すぐ自分でチェックできる犬アレルギーの症状をお伝えします。

また、犬アレルギーの検査や対策についてもご紹介します。

飼い主も犬もハッピーに過ごせる様に、犬を飼うことができる方法を見つけ出しましょう!

【画像付き】犬アレルギーの症状について

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犬アレルギーは次のような症状があるといわれています。

これらの症状は、大人・子供・赤ちゃんに関係なく現れます。

軽い症状

● 咳
● 喘息
● 目の充血・かゆみ
● くしゃみ
● 皮膚の赤み・湿疹・蕁麻疹

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↑犬アレルギー症状画像(赤み・湿疹)

重い症状

● 下痢
● 呼吸困難
● めまい
● 吐き気・嘔吐
● 心拍数の増加

犬と触れ合ったり接近することで、普段と違うこれらの症状が現れたら、犬アレルギーが引き起こされている可能性があります。

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犬アレルギーの原因は?

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犬アレルギーは、犬の体内で生成される7種類のアレルギー原因物質(アレルゲン)が原因になっているといわれています。

中でも最も有名なのが「Can f 1」です。

犬を飼育している家庭のほとんどで検出されていて、飼育していない家庭の15%でも検出されたというデータがあります。

犬のアレルゲンの種類

● Can f 1

「Can f 1」は皮脂腺から分泌される「リポカリン」(lipocalin)という物質から構成されています。

被毛、フケ、唾液中に多く存在しているのが特徴です。

犬アレルギーを示す人のうち、約52%はこの物質に対してIgE抗体を持っているというデータがあります。

非常に小さいため、ホコリなどの微粒子に付着して空気中を漂い、容易に拡散します。

● Can f 2

「Can f 2」も「Can f 1」同様、「リポカリン」(lipocalin)という物質から構成されています。

類似物質としては、ネコの「Fel d 4」、ウマの「Equ c 1」、ウシの「Bos d 2」や「Bos d 5」、ラットの「Rat n 1」、マウスの「Mus m 1」、ゴキブリの「Bla g 4」などが挙げられ、「Can f 2」にアレルギーを示す人の多くは、こうした物質にも反応します。

● Can f 3

「Can f 3」は「アルブミン」(albumin)という物質から構成されています。

猫アレルギーを示す人のうち、およそ44%は犬のアルブミンにも反応したというデータがあります。

● Can f 4

「Can f 4」は「脂質輸送タンパク」という物質から構成されており、犬のフケに多く含まれます。

犬アレルギーを示す人のうち、35%はこの物質に対するIgE抗体を保有しているというデータがあります。

● Can f 5

「Can f 5」は「アルギニンエステラーゼ」(Arginine Esterase)という物質から構成されています。

前立腺に含まれる「カリクレイン」と同じ構造をしています。

● Can f 6

「Can f 6」は、「Can f 1」や「Can f 2」とは別の「リポカリン」(lipocalin)から構成されています。

● Can f 7

「Can f 7」は2016年に発見された新しいアレルゲンで、細胞小器官「リソソーム」に含まれる「NPC2」というタンパク質から構成されています。

アレルギー患者の血清陽性率はおよそ10~20%です

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犬の毛がアレルギーを引き起こすは嘘?

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犬の毛がアレルギーを引き起こす

そんな噂を聞いたことがあるかもしれません。

ただ、正確にいうと「犬の毛に付着したアレルゲンがアレルギー症状を引き起こしている」ということになります。

近年、アレルギーになりにくい「ハイポアレジェニック・ドッグ」(Hypoallergenic dog)として、抜け毛が比較的少ないプードルやビションフリーゼを飼おうという人がいます。

ただ、「Can f 1」を唾液や尿中に含まない犬は今のところいません。

その為、アレルギー症状が出にくい犬はいたとしても、アレルギーが出ない犬はありえないということになります。

2011年に行われた研究では、一般的にアレルギーが出にくいとされる11犬種と、そうではない49犬種が比較研究されました。

その結果、双方にアレルゲンレベルに差はなかったという結果が出ています。

費用・金額・保険は?犬アレルギーの検査の内容

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もしかして、わたし犬アレルギーかも!?

そう思ったら、まずは犬アレルギー検査を受けてみることをおすすめします。

アレルギー反応が出ていても、それが犬によるものなのか、それとも犬の毛に付着した花粉やその他のアレルゲンに由来するものからはっきりしないことがあります。

アレルギーテストを受け、一体何がアレルギー反応を起こしているのかが明らかになれば、犬を飼うことができるかどうかの判断もしやすいですよね。

検査方法

犬アレルギーを検査する方法としては「皮膚検査(プリックテスト)」と「血液検査(RASTテスト)」があります。

精度は100%とまではいきませんが、犬と同居する場合には有効な検査といえます。

皮膚検査(プリックテスト)

アレルゲンを付着させた針で、皮膚の表面を軽く刺す検査方法です。

多くの場合、前腕の内側で行われ、15分で結果が出ます。

血液検査(RASTテスト)

少量の血液を採取する検査方法です。

血液中に「ige抗体」と呼ばれるアレルギー反応の副産物が出るかどうかが判定されます。

検査結果が出るまで1週間ほどかかります。

病院で検査するときは何科に行けばいいの?

内科、耳鼻科、皮膚科、アレルギー科等で受けることができますので、お近くの病院に問い合わせてみてください。

犬のアレルギー検査にかかる費用・金額・料金

犬アレルギーの検査自体は1,000円ほどから受けられます。

犬アレルギーに保険は効くの?

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保険が適用されるかどうかは、医師の判断によります。

「動物園に行って触れ合い広場で犬と遊んだら湿疹が出た」という場合は、症状がしっかり出ているので保険が適用されます。

ただ、犬を飼いたいからその前に検査をしたいとなると症状がでていないので、保険の適用はされない可能性が高くなります。

犬を家族として迎えるとなると10年ほどは同じ屋根の下で過ごす事になります。

軽度のアレルギーの場合は、犬用の部屋を作ったり、ブラッシングや掃除・換気などであまり症状が出ずに生活できます。

しかし、重度の犬アレルギーだった場合は健康の事を考えると飼えません。

犬を飼い始めるなら、保険適用外だったとしても犬アレルギーの検査だけは先にしておく方が良いようです。

今からできる!8つの犬アレルギーの対策

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今現在、アレルギーに対する特効薬はありません。

ですから、犬を迎えた後でアレルギー症状が出てしまった場合は、なるべく症状が悪化しないよにすることが大切です。

犬アレルギーを最小限に抑える方法は次の8つ。

犬用の場所を作る

犬がいる場所を特定すれば、人がアレルゲンと接する機会を減らすことができます。

リビングや寝室など、飼い主の使用頻度が高い空間に犬が立ち入れないようにすれば、それだけ症状を軽減することができるでしょう。

空気清浄機を活用する

部屋の中で空気清浄機をつけっぱなしにしておけば、アレルゲンを最小限に留めることができます。

特にHEPAフィルター付きの空気洗浄機がおすすめです。

こまめに掃除機をかける

アレルゲンを吸着しやすい布団、クッション、カーテン、ぬいぐるみなどにこまめにHEPAフィルター付きの掃除機をかけるようにすると、それだけアレルゲンを減らすことができます。

犬をお風呂に入れる

1999年に行われた実験では、犬をシャンプーとシャワーで洗うと、被毛とフケ中のアレルゲンを8割以上減らせるという結果が出ました。

ただ、1週間に2回の頻度で行わなければ、アレルゲンレベルが戻ってしまうとも。。

また、入浴のしすぎて皮膚炎にならないよう注意も必要です。

こまめにブラッシングする

アレルゲンを媒介する抜け毛やフケの量を減らせれば、それだけアレルギー反応も減らすことができます。

ただ、ブラッシング自体がアレルギーの症状を悪化させることがあります。

その為、できる限り犬アレルギーを持っていない協力者に頼むことをおすすめします。

こまめに手を洗う

アレルゲンを持ってくる唾液やフケは、犬と接触することの多い手に一番多く付きます。

手洗いを意識して行うだけで、アレルゲンとの接触を減らすことができます。

部屋の換気をする

アレルゲンはとっても小さいため、空気中にも漂っています。

部屋の換気を行えばそれだけアレルゲンとの接触を減らすことができます。

ただ、花粉症など他の物質に対するアレルギーを持っている場合は、外気を取り込むことによって逆に症状が悪化してしまうことも。。

その場合は空気清浄機でアレルゲンを減らしましょう。

犬アレルギーに対処する市販薬

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生活環境を改善しても、なかなかアレルギーが改善しない場合は、お医者さんに相談してみることをおすすめします。

病院に行く場合は、内科、耳鼻科、皮膚科、アレルギー科のお医者さんに相談してみましょう。

体質にあった次の薬剤を処方してもらうことができます。

また、低濃度のアレルゲンからスタートし、徐々に濃度を高めていく中で、アレルゲンに体を慣らしていくという治療法である
「脱感作療法」を行う場合もあります。

★ 鼻スプレー
★ 抗ヒスタミン薬
★ ステロイド薬
★ 気管支拡張薬
★ 脱感作療法

まとめ

犬アレルギーの症状に気づいたら、放っておかず病院で犬アレルギー検査を受けることをおすすめします。

犬との同居生活を末永く快適に、そして幸せなものにしていく為にも、アレルギーチェックはしっかり行っておきましょう。