犬ブログ

我が家で初めて犬を飼うことになったのが21年前のこと。

当時、高校生だった私の同級生のお家には沢山の犬がいて、面倒を見切れないのでもらってくれないかという事がきっかけでした。

そこから柴犬の「さくら」との生活が始まりました。

そして十数年経ち、さくらは4年前になくなりました。

さくらがおばあちゃんになった頃に私の娘が生まれたのですが、娘との遊びや散歩にも、いつもさくらがいました。

さくらが亡くなってからしばらくは、気持ちの問題もあり、動物を飼うことをためらっていました。

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ただ、娘はそれでも「犬を飼いたい!」「犬と一緒に暮らしたい!」と言っていて、お年玉やお小遣いなども「将来の犬の餌代」として貯めていたようです。

娘の犬に対する気持ちが強かったので、犬を飼う決意をし、情報収集をし始めました。

そして、まず頭に浮かんだのが「保健所」でした。

Facebookなどで犬や猫の殺処分の悲しいニュースを目にしていたので、動物を飼うなら、まず保健所の情報から見ようと思いました。

保健所のウェブサイトを毎日チェックしていましたが、飼い主募集の犬情報はなく、捨てられている犬がいないことにホッとしていました。

そして、保健所以外にも飼い主のいない犬と出会える方法を探していました。

すると、たまたま「動物愛護フェスティバル」の情報が目に飛び込んできました。

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最寄の地域での開催がちょうど2週間後だったので、娘にその事を伝え、自分の手帳にもスケジュールをメモ。

そして当日。

習い事のイベントが長くなり時間ギリギリでしたが、動物愛護フェスティバルの終了時間5分前に会場に到着。

「牛の振動の音を聴いて見よう」「ヤギに触れてみよう」「動物のペーパーアートを作って見よう」などのイベントを横目に、「里親募集中コーナー」に走って向かいました。

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担当者が不在だったので、壁に貼ってある情報を見ると、昨日まで保健所のサイトに載っていなかった情報が出てるっ!!

● チワワ
● 推定1歳
● メス
● 体重:△kg

このくらいの情報しかなく、(この子の里親が必要なのか。。)と思いながら、担当者が来るまでウロついていると。。

さっき掲示板で見たチワワとそっくりな子が目の前に現れました。

そっくりさん??!!

そう思って、近くにいたボランティアの方に聞いてみると、1分前に見た掲示板のあの子であることが判明!

(娘に言わなきゃ!)

そう思い、ペーパークラフトを作っていた娘に状況を伝えると、急いでチワワちゃんの所へかけつけました。

「抱っこしていいの?。。かな?」

娘が不安そうに言うと、ボランティアの方が「いいですよ」と、そっとチワワちゃんを抱かせてくれました。

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その瞬間、「ママ、この子『クッキー』って名前にする。白と黒とオレオみたいだから『クッキー』!」

抱いて早々に命名してしまいました(笑)

すると、別のボランティアの方がこっそりと教えてくれました。

「保健所の人に1週間、お互いを見るために家に連れて帰って様子を見てみていいか聞いてみたらどう?どんなに可愛くても人間同士と同じように、人間と動物も相性ってものがあるしね。あと、どんなに飼いたくっても、犬が生活環境に慣れなかったり、家族が犬アレルギーとかになると飼いたくても飼えないからね。だから、預かる前に『1週間お互いの様子を見させて下さい』という事をハッキリさせておくことが大事だよ。」

確かにそうだ。

丁度、そこに保健所の方が来たので「飼う方向で考えているけれど、お互いの相性を見るために1週間一緒に生活させて欲しいという事」を伝えました。

すると、「いいですよ」とすんなりOKが出ました(ホッ)

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その後に「あ、でも、ちょっと待ってくださいね!」と言ってその場を立ち去ってしまいました。

しばらくして戻ってくると、「今日1日、新しい飼い主さんを募集していたので、他に飼いたいという人がいるかと思って確認してきましたが、いなかったようです」^^

他に飼い主になる人がいなかったのが良いのか悪いのか分かりませんが、とにかくこれも縁!

1週間生活をしてみよう!という事になりました。

クッキーは眉間にイボの様なものがあったのですが、その場にいた獣医さんがみてくれ「ちょっとした皮膚病だから、シャンプーするようになれば大丈夫だよ」とのこと。

保健所やボランティアの方の話によると、クッキーはお年寄りの方に飼われていたそうですが、外に出たことはなく、動物愛護フェスティバルが人生で初めての外出だったそうです。

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また、触られたこともあまりない様で、人が触ろうとすると怯えたり、噛み付いたりするので気をつけた方がいいかもしれませんねという注意も受けました。

確かにクッキーをよーく見てみると、あまり人と目を合わそうとせず、人が触ろうとすると尻込みをしたり、尻尾を完全にお腹に丸め込んでしまう状態でした。

外に出た事がないためか、行動範囲も狭く、ゲージから出た後も、1歩出てはゲージに戻り、2歩出てはゲージに戻り。。をただただ繰り返していました。

そんなクッキーを抱きかかえて20分くらい経った頃でしょうか。

クッキーが少しずつ心を開いてくれたのか、娘の手をペロペロ舐め始めました。

「ママ、クッキーが舐めたよ!手を舐めたよ!」

この瞬間がクッキーからの「大丈夫だよサイン」に思えました。

「もし、大丈夫でしたら、今日から預からせて頂けますか?」

そう聞くと保健所の方は快く「いいですよ」と言ってくださり、クッキーが運ばれてきたゲージとトイレシーツ、1週間分のドッグフードも渡してくれました。

そしてクッキーとの生活が始まり、1週間が経ちました。

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結果は「我が家で家族として暮らす」ということになりました。

我が家に来てくれてありがとう。

そして、これから宜しくね!クッキー!