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近年、増えているといわれている犬のアレルギー性皮膚炎。

うちの子、やたら体を掻いているわ

そんな人は一度確認してみる必要があります。

今回はそんな犬のアレルギー性皮膚炎の原因と症状、対策についてみていきましょう。

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犬アレルギー性皮膚炎の原因は?

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↑犬のアレルギー皮膚炎の画像

犬アレルギー性皮膚炎の原因には次のものが考えられます。

皮膚のバリア機能の低下

2016年2月、ペンシルベニア大学などを中心に行われた研究では、アトピー性皮膚炎を発症した犬の皮膚では、「ブドウ球菌」が異常増殖しているということが分かりました。

また、同年4月には、日本の理化学研究所が「JAK1遺伝子」の異常が、角質をはがす酵素「プロテアーゼ」を変化させ、角質における保湿効果を低下させてアトピー性皮膚炎を発症させているという研究を発表しました。

このことから、遺伝子レベルでの変異が皮膚のバリア機能を低下させ、アトピーを発症させているということが分かります。

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アレルゲンとの接触

アレルギー反応を引き起こすアレルゲンは、身の回りに沢山あります。

ほこり、ダニ(死骸や排泄物)、花粉、フケ、食べ物(ドッグフード)、おやつ、シャンプー、ワクチンなどもアレルゲンになることがあります。

犬種の遺伝的特性

次の様な特定の犬種においては、遺伝的に皮膚炎にかかりやすといわれています。

● ボストンテリア
● ケアーンテリア
● ダルメシアン
● ブルドッグ
● イングリッシュセター
● アイリッシュセッター
● ラサアプソ
● ミニチュアシュナウザー
● パグ
● シーリハムテリア
● スコティッシュテリア
● ウェストハイランドホワイトテリア
● ゴールデンレトリバー

ここまで、犬のアレルギー性皮膚炎の主な原因を見てきましたが、中には原因不明のものもあります。

うちの犬、アレルギー皮膚炎かも!

そう感じることが少しでもあれば、早めに獣医さんに見てもらうことをおすすめします。

【関連記事】大型・中型・小型犬!ペツト人気犬の種類・犬種一覧と性格

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犬のアレルギー性皮膚炎の症状

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犬におけるアトピー性皮膚炎は、次の場所で多く見られるといわれています。

● 足裏

● 指の間

● 手首足首の周り

● マズル(鼻口部)

● 目の周り

● 粘膜

● わきの下

● ももの付け根

● 耳

● 下腹部

● 肛門周り

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早ければ生後3カ月くらいから発症し、1~3歳にアレルギー性皮膚炎になる犬が最も多いといわれています。

最初のころは、季節の変化に応じて症状が出たり消えたりします。

そして徐々に期間が長くなっていき、最終的には通年性になるパターンが多いようです。

犬のアトピー性皮膚炎の症状としては以下のようなものが挙げられます。

● フケが出る

● 下痢、嘔吐

● ただれや膿皮症

● 慢性的な外耳炎

● 慢性的な結膜炎

● かゆみ・体をかゆがる

● 皮膚の乾燥・フケが出る

● 皮膚をひっかく・こすりつける・なめる

● 足の裏や指の間など、執拗に舐めたり噛んだりする

● 顔や耳の内側、目の周り、口周り、股の内側などが赤くなっている

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犬アレルギー性皮膚炎の対策

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ここでは、自宅でできる犬アレルギー性皮膚炎の対策方法をご紹介します。

犬のアレルギーに!手作りフード・食事・おやつ

食べ物で下痢や嘔吐、皮膚のかゆみ・赤みなどのアレルギー症状が出た場合は、手作りフードやおやつをあげてみましょう。

【犬のアレルギーにおすすめの食事レシピ①鶏肉と野菜の煮込み】

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鶏肉 200g
鶏レバー 100g
ブロッコリー 100g
カボチャ 100g
すりごま 少々

1. 材料を切ります
2. 鍋に入れて具が浸るくらい水を入れて煮込みます
3. 木ベラで混ぜながら火を通していきます
4. 器に盛って冷まして出来上がり

【犬のアレルギーにおすすめの食事レシピ②鶏肉ごはん】

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国産鶏胸肉またはササミ 500g
にんじん 1/2本
キャベツ/白菜 2~3枚
ご飯 適量

1. 胸肉の皮と脂を取り除きます
2. 胸肉を一口サイズにきったら、沸騰したお湯で蓋をして湯がきます
3. 胸肉を入れて沸騰したら、5分で火をとめてあとは、予熱で中まで火を通します
4. キャベツは、適当に切り、人参は、スライスして、火が通るまで湯がきます
5. 冷めた胸肉を3切れくらいとり細かくちぎります。野菜は、みじん切りします
6. 最後に、ご飯をまぜてできあがり

【犬のアレルギーにおすすめのおやつレシピ 砂肝ジャーキー】

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砂肝 適量
クッキングペーパー 適量
ざる 1個

1. 砂肝をそぎ切りにします
2. 耐熱皿の上にクッキングペーパーを敷き、水気を切った砂肝をくっつかないように置きます
3. 600Wで3分加熱します
4. クッキングペーパーを取り換え、再度砂肝を置くきます
5. 600Wで3分加熱します
6. 網やざるの上に砂肝を置き、一時間以上日陰の風通しのいいところで乾燥させて完成

また最近では、時間や手間、そして意外と費用がかかる手作りフードの代わりに、犬のアレルギーを考慮した魚を原料としたドッグフードなども人気があります。

ロイヤルカナンやヒルズなども、フードアレルギーのある犬には人気があるようです。

シャンプー

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犬にアレルギー症状がある時には、皮膚や被毛にまとわりついたアレルゲンを落とす犬専用シャンプーも有効です。

シャンプーの回数などは症状と商品によるので、パッケージの裏の説明書きに従いましょう。

保湿

皮膚が乾燥してかゆみが悪化するような場合は、保湿剤などの塗り薬を用いることがあります。

ただ、ステロイド剤などの塗り薬は、食欲不振、嘔吐、下痢などといった副作用を引き起こすことがあるので用途には十分気をつけましょう。

犬アレルギー性皮膚炎の検査と治療

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犬アレルギー性皮膚炎の場合、アレルギーを引き起こしているアレルゲンを特定する必要があり、アレルゲンを特定するには血液検査が有効です。

環境アレルゲンと食物に対するIgEの検査、食物に対するリンパ球反応検査を行い、そこから出た項目別数値と結果で原因物質を把握できます。

アレルゲンが分かったら、アレルギーを起こさないと思われるフードと水のみを1~2ヵ月与えて、皮膚炎が治るか見る検査を行います。

これで治れば、食物アレルギーが疑われます。

食物アレルギーの治療法は、原因食物を避けた生活を心がけること。

それだけで皮膚炎は治る可能性が高く、強い薬は必要ないといわれています。

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また、食物アレルギーをきちんと管理したうえで治らない痒みはアトピー性皮膚炎が疑われます。

アトピー性皮膚炎は、薬・薬用シャンプー・サプリメントなどを使用して症状を緩和させる治療法です。

多くの場合で季節による症状の強弱があるので、タイミング良く副作用が無いように投薬していくことになります。

たまに、犬のアレルギー皮膚炎に効くという種類の市販薬を通販などで購入して犬に飲ませる人もいますが、副作用がでることもあり非常に危険ですので、必ず獣医さんからもらった薬で治療しましょう。

犬のアレルギー性皮膚炎の治療費

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犬のアレルギー性皮膚炎は通院治療がメインになります。

病院によって差はありますが、一般的な費用の目安は次の通りです。

● 診察代:500~1,000円

● 採血料:1,000円

● 内服薬:1,000円/1週間分

● 外服薬:1,000~3,000円

● 処方食:2,500~7,000円/1ヶ月

● シャンプー:1000円~3,000円

● 薬浴・消毒:3,000~6,000円

● 処置料:500~4,000円

● 各種検査代:18,000~40,000円

初診では原因特定のための検査を行うことが多く、以下を含めた9種類ほどの検査を行うため数万円の治療費になります。

● 血液検査
● アレルゲン検査
● 細菌検査

通常は内服薬と外服薬をメインとして、進行具合によって薬浴や消毒、処方食やシャンプーなどの追加の治療が必要になります。

追加費用だけでも15,000円ほど。

平均で3カ月ほど治療に必要で、10日おきの再診が一般的なので、
15,000円×3回=45,000円/月

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そして、治療費の平均は、

45,000円×3カ月=135,000円

犬アレルギー検査費用を含む犬の治療費に対する保険はありません。

その為、全額自己負担が基本になります。

場合によっては3カ月以上治療にかかることもありますし、他の病気を併発したら、より高額な治療費になってしまいます。

でも、高いからといって大事な家族である犬を放っておくわけにはいきませんよね?

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もしものことを考えると、ペット保険に加入するのも1つの方法です。

アンケート調査によると。飼い犬の90%以上が病気やケガで病院治療を受けているそうです。

ということは、ほぼ確実にこれらの費用はかかることになります。

ペット保険にも色々ありますが、補償回数制限が多く、こういった皮膚炎の治療費もしっかりサポートしてくれるFPCペット保険がおすすめです。

まとめ

犬のアレルギー性皮膚炎には色々な原因と対策があります。

まずは皮膚炎が出やすい箇所をチェックしてみて下さい。

そして、場所と状態を把握した上で、獣医さんに相談にいきましょう。

獣医さんにしっかり治療してもらうためには、それなりに費用がかかるので、イザという時に困らないためにも、普段からペット保険などの準備もしておきましょう。

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